昼寝は最大で30分と決めています。
お昼寝は時間をきびしく管理することで体内時計が整います。
時間のリズムを崩しがちな人。理由は色々ですが、解決のキーワードは
「規律ある生活をおくる」の一言です。
体内時計とは、脳の視床下部の視交叉上核に存在しているモノの事。
朝の大陽の光が眼球を通って入ることで身体にON/OFFのスイッチが入る
仕組みのことを「体内時計」という名で呼ばれています。
厚生労働省のホームページにも「体内時計とは」と記述があります。
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-039.html)
「夜眠れない」と云う方の多くが腕時計を持たず、朝の起床時間がルーズ、ついには
精神科を受診して「睡眠導入剤」にすがるようにフラフラになりながら
「人生がしんどい」と愚痴を云います。夢も希望もなく人生が真っ暗だとおっしゃいます。
実はこの「体内時計を正常に戻す」のに効果的な良い方法があります。
それは決めた時間まで寝ない事。例えば昼夜逆転している人の例で云えば
「昼間は寝ない。夜〇〇時まで起きている」これだけです。
これは単純にきつい。マズローの5段階欲求説によれば、睡眠欲は
生理的欲求のひとつであり、ピラミッドのもっとも低次元にある欲求ですから
「息をするなと云われているようなもの」と反論されかねないでしょう。
1回目は単純にきつい行為であることには間違いありませんが、
2回目(二日目)は初日ほどきついことは無く、3日目は達成感を感じるで
あろうことを保証して差し上げます。
そして、お昼ご飯の後には、時間を守ってお昼寝をすれば盤石です。
きっちり30分、うとうとするだけ。次のメニューに挑戦する活力が
湧いてくる。筋肉と同じく、脳にもメモリー機能が付いている。
人間は単純に習慣に”忠実”な生き物です。